外灯交換
7月5日(土)
「外灯が切れる」
外灯が切れてから久しくなる。今年は全市内の外灯が蛍光灯からLED灯に変わる計画になっている。せっかく蛍光灯を交換しても、「直ぐにLEDに交換になるようでは」と考えて据え置きにしてきた。しかし工事は何時始まるのか分からない。年度内ということだから、来年の3月になることも考えられる。
1灯だけが、2灯、3灯と増えてきた。役員で話し合い、工事を待っていたのではよくないということになり、交換をお願いすることになった。
「有志たちでの交換」
長いこと交換工事は役員、町内の有志が行ってきた。長い梯子を現場へ持ち出し、電柱にかけ一人が上っていく。外灯は地面から約4mの高さにある。不安定な梯子の上での作業になる。梯子は丸い電柱にかかっているので、右左へと動きやすい。今まで体験した人はみんな恐怖を味わっている。当時は4―5人がかりで作業をやってきたが、今思うと、「よくやれたなぁ・・・」と感慨深さが思い出される。その仲間も今は70歳を越える高齢になってきた。あとを継ぐ若い人は出てこない。
「業者に依頼」
いろいろやりくりしてきたが、「工事する人の安全」を考えて、数年前からは、機械用具が整備されている業者に依頼することにした。近くの電気工事会社なので、依頼すると直ぐに工事に入ってくれる。
「少ない外灯管理費」
工事には費用がかかる。市から外灯管理費として助成されるのは、年間1灯につき2,200円である。この金額では使用電気料金の半額ぐらいしかならない。工事費などには1円もまわらないのが現状だ。超過した分は、町会費から工面している。小さい町会では負担が大きい。
「明かりがついた」
昨日、外灯がついた。真っ暗だった道路に視界が生まれた。どこに何があるかが分かる。この一角を通るとき、不安が感じられたが、今はその不安は消えた。1灯の明かりが環境を変え、人の心持ちを変える。明かりは大きな力を持っていることが証明された。
蛍光灯の交換を終えた外灯
記 平成26年7月4日(金)