オニグルミの果実を見る
6月24日(火)
浦島小学校の北側の崖には大きな樹木が何本かある。「どんな樹木か」見たいと思うが、フェンスが張り巡らされており、一般の人は入ることが出来ない。したがって、外から眺めるしかない。その中で最も人の目を引くのはエノキの樹になる。根元付近から数本の幹に分かれ、何れも太い幹に成長している。見るからに大樹木と分かる。
ここから少しはなれた公園にもこの樹に劣らないエノキの樹がある。こちらは身近で見ることができるし、触ることも出来る。このエノキの樹も根元近くから幹が分かれている。根元から幹が分かれることは、エノキの樹に共通しているようだ。
大きなエノキ
続くもう1つの斜面に、オニグルミの樹が2本ある。しかし、1本は上の方が枯れ始めてきている。このオニグルミの樹の花を見ようと、しばしば訪れて来た。晩春に花を咲かせるというので、注意していたが今年も見ることが出来なかった。フェンスの中にあり、背丈が高い。花は小さいので、見るのは難しいのかもしれない。今見ると、果実が見える。昨年は果実さえ見ることが出来なかった。梅のような緑色をした大きな果実が10個ほどブドウのようについている。
枯れ始めてきたオニグルミの樹は大きい方だった。以前この樹で果実を見た。そのときからいつか花を見たいと追いかけていたが、いまだに果たせずにいる。この樹を見ている間に、もう1本の方が実をつけてしまった。今度はこちらを注目しなければならないようだ。
あれだけ高く伸びて、勢いがあると思ったのだが、昨年あたりからこのような姿に変わってきている。気候の変化のせいか、老化して衰退したのか・・・樹木にも運命というものがあるようだ。
オニグルミの樹
果実
オニグルミを確認して、何時もの藪へ来た。この藪の中に、ナツツバキと思われる樹が1本ある。昨年までは、遠くからだったが、花を確認できた。しかし、今年はいつも見ていたところが造成され、家が建ってしまったので、近寄ることが出来ない。確認しようと試みたが、目指す樹が視界へ入ってこなかった。藪の下で見ようと、階段を下りていき、目指す樹を探したが、ヤブニッケイ、ムラサキシキブの樹が前面を覆っていて、見ることは出来なかった。皮肉にも、ムラサキシキブにはまだ花があるようで、ところどころが赤紫色になっていた。
ナツツバキ(2013.5.30撮影)
記 平成26年6月24日(火)