公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ムクゲが咲き始める

6月25日(水) 
 
 先週、花壇の中の草取りをしていると、ムクゲの樹に花がついているのに気がついた。花の開花はまだだと思っていたが、実際に咲いているのを確認して、いよいよ本格的な夏になって来た気がした。咲き出したばかりで、花びらにはみずみずしさが感じられる。公園のムクゲは八重なので、豪華に見える。この花は花期が長く、次から次へと蕾を持ち咲き出す。これからしばらくこの花を楽しめことが出来る。ただ、花が大きく、数が多いだけに、枯れ落ちた後の片づけが大変になる。 
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咲き出したムクゲの花
 
  ムクゲの樹の周りには季節にあった草花が植えられている。春から今までヒルザキツキミソウが役目を果たしてくれていた。最盛期には、花壇からはみ出すほど花をぎっしりつけ、楽しませてくれた。太陽の光を受け、眩しく輝いたあのときの花びらが強く印象に残っている。そのヒルザキツキミソウも、今ではすっかり花の数が少なくなっている。そこに、数は多くはないが、モントブレチアが色づき始めている。他の公園では、既に咲いているのを見ているので、あと数日で咲き出すことと思われる。
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 花の数が少なくなったヒルザキツキミソウ
 
 公園の隅にタチアオイがある。昨年は背丈が低く貧弱であった。花が咲いても、人目を引き付けるほどではなかった。今年は、蕾を持ったとき、「今年も花を咲かせてくれる」と喜んでいた。そのうちにどんどん背丈を伸ばし、高いものでは2mを越すほどになってきた。余り背丈が高くなったので、1本は支えきれず、倒れ掛かってきた。大きくなっただけに花の数も多い。今年の成長には驚いた。 
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大きくなったタチアオイ
 
  中央の花壇には先月マリーゴールドペチュニアサルビアの苗が植えられ、公園が明るくなった。しかし、ここはケヤキの根が張り巡らされているので、その後の成長が芳しくない。「苗植えをする前に、土入れをしておけばよかった」と思いついた。今では遅いかと思ったが、中でも芳しくないものについて、根を崩さないようにして下へ土入れをした。その甲斐があったのか、やや元気が出てきたように見える。
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 やや元気が出てきた花苗
 
 夏になると、アガパンサスオニユリが咲き出す。そのうちのアガパンサスに色がつき始めてきた。既に、他所では咲き出している。青紫色の独特な花をつける。数は少ないが、アガパンサスオニユリが咲くと、公園は一気ににぎやかになる。
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 公園にはキバナコスモスの苗が育っている。見ていると、1日1日大きくなることが分かる。密集しているところのものを別の場所へ移植した。大切な根を崩さないように、1株ずつ丁寧に移植した。先日移植したものは既に根付いている。新しく移植したものも早く根付いてくれることを願っている。
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 移植したキバナコスモスの苗
  
 撮影:6月24日
 
 
  記  平成26年6月25日(水)