公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

気がつかなかったナツツバキ

6月22日(土)
 
  展望広場へ向かう坂道を上りはじめると、マユミの樹がある。今年この樹の花を見ることを楽しみにしていたが。蕾が出来始めたら虫から猛烈な攻撃を受け、ひとつの花もつけることがなかった。このマユミの姿を見ていると、直ぐ側に大きめな葉をつけた樹が目に入った。何回かここを通っているので、特徴のある樹ならば記憶にあってもいいが、分からなかった。調べてみると、モクレンの葉らしい。モクレンの葉は互生で、上の方が広がる特徴があった。葉の先端の細い伸びがやや気になるが、恐らくモクレンと考えられる。花の時期に通ったと思うが写真に収めていなかったので、正確には断定できない。
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            モクレン?                            幹 
 
 藪を見ると、オニドコロが目立ってきた。つる性の弱そうな植物だが、意外と大繁茂する。今は花をつけていないが。花をつけるころには今よりもかなりツルを長く伸ばしてくる。現状を記録しておこうと、写真に収めた。これとヤマノイモとが似ているので、そろそろ違いが調べられる時期になってきたようだ。
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オニドコロ
 
 下に池を見て、丘の上を花の広場へ向かっていると、右側にヤマグルミに似た樹が見えた。遠くにあるので特徴がつかみにくい。望遠写真を撮ると、葉は複葉になっている。柄もほとんどなく、オニグルミの葉に似ている。ただ、オニグルミは奇数羽状複葉であり、先端に1枚の葉があることになっている。そこを確認したいのだが、よく分からない。薄っすらと見える範囲では、2枚あるようにも思える。花の時期に気がつけばよかった。
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オニグルミ? 
 
 パークセンターで休憩をとった。がらがらであったので、人を気にせずゆっくり休むことが出来た。休憩後、外に出ると、ナツツバキの花が落ちていた。この近くにナツツバキの存在には気がつかなかった。見ると、入り口に小さなナツツバキの樹があった。花を沢山つけており、しかも低いところにあったので、よく見ることが出来た。
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ナツツバキ
 
撮影:6月19日
 
 
  記  平成26年6月22日(土)