公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ナツツバキの花を確認

6月20日(金)
 
  三ッ池公園では、ヒメシャラの花は確認したが、ナツツバキの花はまだ確認していない。根岸森林公園ではナツツバキの花が終えようとしていた。この分だと見ることなく終わってしまうのではと思い、出かけた。梅雨の中休みということで暑くなってきた。バスに乗ると冷房が効いていて気持ちよかった。
 
 「平日なので人が少なく、ゆっくり見ることが出来る」そう思いながら、冒険の森へ通じる坂を上っていった。この途中に目指すヒメシャラとナツツバキがある。見ると、ヒメシャラには花のかけらもない。もう花期が終えてしまった。ナツツバキはと思い、心配になった。ナツツバキの樹を見ると、花の姿がない。下の道を見ると、先日は、ヒメシャラの花がいっぱい落ちていたが、今はどちらもの花も落ちていない。「これは参った」と思った。「何処かに1つぐらいあるだろう」と探すと、下の方の新しい小枝に数えるほどの花があった。手が届かないが、先日のヒメシャラとは明らかに大きさが違う。「これがヒメシャラの花か」と再確認した。これでヒメシャラとナツツバキ探しに一段落がついた。
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後:ヒメシャラ 前:ナツツバキ
 
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ナツツバキ
 
  次に目指したのはイイギリの樹である。いろいろなものを見ていて、イイギリの樹を見るのを逃してしまった。望みをかけて現地へ向かった。2箇所にあることは確認してある。最初のイイギリの樹へ近づくと、いろいろな樹木が茂っていて、どれがイイギリだったか見つけることが出来ない。ハート型の葉と被目のない幹を目当てに近くを探した。花があれば垂れ下がっている。よく見たが、見つけることが出来ない。諦めて2番目のところへ向かった。ここも同じような状況だった。場所は確かにここだったが、見つけることが出来なかった。 
 
 遊びの森の上に展望台がある。ここにはリョウブとヒメシャラの樹がある。先日蕾を持ったリョウブを見ると、既に花は枯れ落ちて変色している。「こんなに早く散ってしまうのか」と呆気にとられた。花の様子を撮影したかったが、だめかと思ってしまった。しかし、リョウブはここの下にあることに気がついた。早速坂を下り始めた。坂の途中にはヒメシャラがある。ヒメシャラを見ると花はなかった。池の端に出ると、リョウブがある。ここは日陰になる時間が多いせいか、リョウブの花が残っている。残っているといっても蕾のようだ。上とは違い花の数も沢山ある。
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枯れたリョウブ
 
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リョウブの花(蕾)が残っている
 
 帰りがけに崖でエビヅルを見た。節から出るツル、葉の裏を確認することによってエビヅルを捉えることができるようになった。間違いないようだ。エビヅルを調べているとき、葉の形にはいろいろなケースがあるということを学んだ。今見ているところのエビヅルの葉が変わっている。いくつかを写真に収めておこうと撮影した。1箇所で見ただけでも随分違ったものがあることが分かった。
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エビヅルの葉
 
撮影:6月19日
 
 
  記  平成26年6月20日(金)