ヤマモモの果実が色づく
6月8日(日)
誰もいない広い公園は不気味であるが、写真は撮りやすい。ユリノキの写真を撮ってみた。広々とした公園に10本余りのユリノキが見える。右端に家が見えなければ、この1枚の写真を見たとき、横浜の中心街であることは想像出来ない。静かの広場を見ていると、何時もとは違い、自分を忘れて、別世界へ旅に出た思いに浸れる。落ち着いた環境が、どれだけ人の心理状態を変えるか感じる。
横浜の中心街であることは想像出来ない風景
ひょうたん広場に佇み、遠方を見るとマタバシイの梢が黄色くなっているのが目に映る。少し前はスダジイがこのような景色を見せてくれた。マテバシイに花が咲いたようだ。近寄って確認したかったが、天気がよろしくないので後にすることにして次にまわった。
梢が黄色く色づいたマテバシイ
ひょうたん広場の北側にヤマモモの雌株が1本ある。この時期は果実が出来始める。ここへ来たときは確認するようにしている。薄暗いが、果実が出来ていることがわかる。薄っすらと色づいている。径が2cmぐらいありそうな気がする。思っていたよりも大きい。
ヤマモモの雌株 果実
柵をめぐらした猫の額のようなところにハナショウブが咲いている。梅雨時期の花にピッタリで、みずみずしさが感じられる。花が大きいだけにきれいだ。これだけ広い公園なのだから、「もっと増やせば」と思うが、もしかしたら試験試しに植えているのかもしれない。
久しぶりに来ると、いろいろ見たくなる。マタバシイを確認しようと急いでいると、雨が降り出した。傘をさし、近くのモッコクのところへ行き、成り行きを伺った。どうも止まないような気配だ。あめは激しくなった。とりあえず、モッコクを撮影し雨を待った。
モッコク
撮影:6月5日
記 平成26年6月8日(日)