スイレン (ヒツジグサ)が咲く
6月2日(月)
遊歩道に脇にタンポポに似は花が咲いている。花茎に花が複数ついているので、タンポポでないことは明らかである。似たものとしてブタナがある。しかし葉をよく見ると、ブタナとは違っている。そこで思いついたのがコウゾリナである。昔、コウゾリナはよく見ていたが、このところほとんど見ていない。根生葉がなく、葉に柄がない。茎や葉に毛がある。以上の点から判断すると、コウゾリナになるようだ。
コウゾリナ
つる性の植物に緑色の果実がついている。どうも花期は終わったようだ。葉の葉脈を見ると、オニドコロに似ている。しかし、葉形や厚さなどから違っている。サルトリイバラに似ているが、葉が細長すぎる。課題として、家で調べ直した。やはりサルトリイバラしか考えられない。いくつかの資料の写真を見ると、中に細長い葉も見える。
サルトリイバラ
池の周りを歩いていると、淡い赤色を帯びた小さな蕾をたくさんつけている樹が目に付いた。葉が対生で細長い楕円形をしている。ムラサキシキブの名前が浮かんだ。似ているものにコムラサキがある。集散花序をつける位置の違いで分かるというが、微妙なので分かりにくい。この樹はムラサキシキブではないかと思うが確信はない。
ムラサキシキブ ?
三ッ池公園の池にハスに似たものがある。ハスはスイレン目ハス科、スイレンはスイレン目スイレン科に入り違うものという。どこが違うのか調べてみると、ハスの葉は発泡性があるのに、スイレンの葉には発泡性がない。また、スイレンの葉には切れ込みがある。いろいろ調べると、相違点が分かってきた。三ッ池公園のものを調べると、葉には切れ込みがある。花は水面に浮いているようだ。いくつかの観点から考えると、ハスでなく、スイレンになりそうだ。スイレンはヒツジグサともいい、羊の時刻(午後2時)頃に咲くという。撮影したのは13時07分であった。
撮影: 5月30日
記 平成26年6月2日(月)