公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ヒメシャラ・ナツツバキが蕾をもつ

61日(日)
 
 久しぶりに三ッ池公園へ行くと賑やかな声が響いていた。入り口で、小学生が遠足に来ていることが分かった。賑やかでうるさいけど、子供たちの活気さに負けてしまい、あまり気にならなかった。
 
 最初に、ナツツバキとヒメシャラを訪れた。九州の方でヒメシャラの開花を聞いたので、ここでもそろそろと気になってきた。近くから見ても大きな変化はなかった。蕾ぐらい出来ているのではと思い、枝を下げて確認した。ヒメシャラを見ると、数は少ないが、蕾が見えた。まだ小さい。ヒメシャラが蕾を持っているのだから、ナツツバキも蕾を持っているはずと思い、近くにある枝を拾い、それでナツツバキの枝を下ろしてみた。予想通り蕾はある。ヒメシャラより多い。しかも一回り大きい。この分だともう直ぐ開花になりそうに思えた。
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ヒメシャラ
 
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ナツツバキ
 
 「この樹は何だったか」記憶を辿った。先日見たタニウツギの名前が浮かんだ。しかし、「直ぐ変だなぁ」と気がついた。この樹はカンヒザクラであり、タニウツギ1つ上の樹であることに気がついた。きちんとメモしておかないと混乱してしまうものだということが分かった。
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 カジイチゴにオレンジ色の果実がついた。既に野鳥が啄んだ痕がある。見るからにおいしそうに見える。調べてみると、食べられるという。
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カジイチゴの果実 
  
 大きな楕円形の葉をしたヤブマオが目立ってきた。この葉を見ると、真夏の暑さを思い出す。ある夏の日、蒸し暑くて堪らなかった。日陰を見つけ、ほっとしていると、土手にヤブマオが大きな葉をつけていた。それ以後同じようなところにヤブマオを見つけるようになった。
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ヤブマオ
 
 日陰をヒメジョオンが一面に覆うようになった。ハルジョオンからの移行期であることが分かる。「まだハルジョオンがあるかなぁ」と思って探すが、これだけヒメジョンがはびこるとなかなか見つからない。
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 日陰には、ドクダミが最盛期を迎えている。独特なにおいを放っているが、草の臭いと混ざりそれほど気にならない。
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 撮影:5月30日
 
 
  記  平成2661日(日)