近隣小学校の運動会
5月31日(土)
炎天下の中、小学校で運動会が行われた。昨日のニュースでは、運動会の練習中多くの児童が熱中症の症状を示したことが伝わっていた。暑い中、自分のからだの調子を見ながら多くの児童の健康状態を把握することは、先生方にとっては非難の技である。
聖火が入ってきた。発炎筒で煙が出ているものであるが、見る人の心を揺り起こし、運動会の雰囲気を醸し出す。
聖火の点火
高い歓声が上がった。応援合戦が始まっている。応援団のリードで各組の全員が大きく元気な声を張り上げる。近くで聞くと耳が痛くなるような声である。この暑さの中で張り上げている児童の声だと知ると、騒がしさが気にならず、熱気として伝わってくる。
赤組 白組
1・2年生による玉入れが行われた。玉入れは昔から運動会の定番組みで、若い人老人を問わず親しみのある種目である。高いところにあるかごを目指してお手玉を投げるのだが、中々難しい。ねらったから入るわけでもない。ぼんぼん投げているお手玉がぶつかり合い偶然入る場合もある。今回は31-29と、僅少の差で赤組が勝った。
赤組 白組
3年生によるフラフープを利用した演技があった。昔大流行したとき、「腹部を傷つける」ということで、消えていったフラフープだが、いろいろなところで復活している。いろいろな使い方を披露してくれた。全員が揃ってフラフープを回した光景は素晴らしかった。さーと全体を見渡したが、確か全員が回していたと思う。
フラフープえを使った演技
1年生によるバルーンを使ったダンスがあった。さすがに1年生は可愛い。大きなバルーンをみんなで動かすには意気が合わなければうまくいかない。心を1つにしようとする意気込みが伝わってきた。
1年生によるバルーンを使ったダンス
パーランクー(太鼓)を叩きながらの面白そうな演技があった。パーランクーとは、エイサーや民俗芸能で使用される手持ちの片張り太鼓の意味で、中国から久米村に伝わったとされる。沖縄の民族芸能であるという。民族衣装を身につけ元気に踊る姿からは新しいことを学ばせてもらった。
パーランクー(太鼓)を叩きながらの演技
午前中最後の演技は、恒例の騎馬戦である。騎馬戦というと、大抵一発勝負が多いが、ここでは学校独特のルールで行われるので、見応えがある。男子戦、女子戦、そして個人戦と戦いが進んだ。赤組が勝ったようだ。
騎馬戦の熱戦の様子
記 平成26年5月31日(土)