公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

これはアイノコヒルガオになるか

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 イタドリの猛威
 
  京急の土手を見ると、今年もイタドリが猛威を振っている。「茶褐色の芽を出したかぁ」と思っているうちに、既に辺りを覆い隠し地面は見えなくなってしまった。毎年草刈の手が入るが、イタドリの勢いは緩むことはない。この繁殖力には感服させられる。
 イタドリの表面を覆うようにヒルガオも勢いを伸ばしている。12つ咲き始めた花が今では数えられないくらいに増えている。この花が咲き誇ると本格的の夏の訪れを感じてくる。
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イタドリの表面を覆うヒルガオ
 
 ヒルガオに似たものにコヒルガオがある。以前2つの違いを調べたことがある。違いを見分けるには2点があることを知った。1点は葉の耳の張り出し方、2点目は花柄に見られる翼の存在である。ヒルガオが咲き出すと、この2点を念頭に、これはヒルガオかコヒルガオかと調べたくなる。
 
 今見ている試料はどちらなのだろうか。
 
試料
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 花びらの色はコヒルガオより幾分赤みが強い。花柄には翼はなさそうだ。ヒルガオの可能性がある。しかし、葉を見ると、耳があるように見える。すると、コヒルガオになるのか。
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試料:花柄には翼はない
 
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 コヒルガオ:花柄には翼がある
 
 よく参考にさせてもらっている「matsue-hana.com/hana/kohirugao.html」に「アイノコヒルガオ」が載っていた。ヒルガオとコヒルガオの中間的な特徴を備えている。もしかしたら、試料はアイノコヒルガオになるかもしれない。
 
 
 
  記  平成26528()