ケヤキの花
4月27日(日)
樹木の花も盛んに咲き出している。しかし、これらの多くの花は高いところに出来、しかも小さい。従って詳細を観察することは難しい。
ケヤキの花
公園のベンチに腰掛けていたとき、風に吹かれてケヤキの花が舞い降りた。最初は埃かゴミかと思ったが、直ぐにケヤキの花とが分かった。調べてみたら、雄花である。拡大してみると、確かに葯が開いた形跡があった。しかし、雌花は見当たらなかった。雌花は枝の先についているという。
枝の先
枝の先を中心に改めて観察してみた。しかし、何度見ても、雌花と思えるものは見つからなかった。その代わり、緑色の果実のようなものが見えてきた。ひょっとしたらここに雌花があったのかもしれないと思った。葯は開いているし、果実のようなものがあるので、「雌花を見るには遅かったのか」と思った。
諦めきれず、別の場所でも挑戦してみた。結果は、同様だった。半分諦め、いろいろな資料を参考にし、再度写真を見直した。すると、果実のようなものから白色のものが出てきているのが分かった。これが雌しべかもしれない。この写真を撮ったのが4月2日である。すると、この花を見続けていたら、さらに出てきた雌しべをはっきり見ることが出来たかもしれない。半分諦めたのが早かった気がした。
開いた葯
雌花だったか
記 平成26年4月27日(日)