公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

高遠城址公園のコヒガンザクラ

4月18日(金)
 
 サクラの名所として名高い高遠城址公園へ行った。カラマツ林に囲まれた山間を抜けると、左を見ても、右を見てもサクラ、サクラの連続である。
 白山橋の後方に展開するサクラの山は絶景であり、訪れる人を魅了させる。ここへ来るまでの沿道のサクラも見事であり、既に多くの人がカメラのシャッターを切っている。
 南ゲートの手前にある木製の陸橋から眺めるサクラの山は1つの撮影場面になる。
イメージ 1
陸橋からの眺め 
 
 南ゲートへ入る前に既に満開のサクラが隙間のないほどぎっしりと咲いている。埋め尽くすばかりの光景である。サクラの樹全体を撮影しようとすると、どうしても人が入ってしまう。仕方なくカメラを上の方へ向けて撮影することになる。
イメージ 2
隙間のないほどぎっしりと咲いている
 
 北西方向には、サクラの樹の間から中央アルプスが望める。遠方に映るうすい景色なので、注意して見ないと見過ごしてしまう。
イメージ 3
 
イメージ 4
 
 多くのシダレザクラは開花が遅いが、この大きなシダレザクラは花をつけている。ちょっと見たところかなりの老木のように見える。しかし、高いところにもかなりの花数を認めることが出来る。
イメージ 5
 
 桜雲橋付近は写真を撮る好適所になっている。橋は狭く、人の動きが遅くなっている。混乱を避け、下から撮影してみた。けっこう絵になっている。
イメージ 6
 桜雲橋とサクラ
 
城址公園の風景
イメージ 9
 
イメージ 10
 
イメージ 11
 
 帰りがけに池の畔に咲くサクラを見た。ここは日当たりがよく眩しいように咲いている。南東方向を見ると、遠くに南アルプスが見える。サクラを通してみると正しく絶景である。
イメージ 7
 
 高遠のサクラはコヒガンザクラという。調べてみると、マメザクラとエドヒガンの雑種と推定されている(参照:山と渓谷(日本のサクラ))。花が小さいところはマメザクラ系、赤みがかるところはエドヒガン系と考えられる。
イメージ 8
 
撮影:4月16日
 
 
  記  平成26年4月18日(金)