公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

大輪の花をつけたシャクナゲ

4月12日(土)
 
 先日、 岸根公園でヨコハマヒザクラを見たときはまだいくつかが咲き始めたときだった。その後、三ッ池公園では満開になった。しかし、根岸公園ではまだ蕾だった(ここのは、ヨコハマヒザクラか確認できていない。)。そのため、岸根公園のヨコハマヒザクラから目が反れてしまっていた。「見る機会を逸してしまったかもしれない」そんな思いをしながら岸根公園を訪れた。
 
 公園はいろいろな樹木の新緑が出てきていて清々しい環境になっていた。野球場の近くのイチョウの樹を見ると、小さな新葉が出ている。下の方にも葉が出ていたので、詳細を見ることが出来た。小さな葉が纏まってついている。葉の割れ目を注意してみた。ほとんど割れ目が入っていないので、雌株のような気がする。樹の下を見ると、昨年落ちた銀杏がぎっしりと見えた。雌株であることが分かった。
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イチョウの新葉雌                         株の葉
 
 池の近くのシャクナゲが花をつけた。遠くからも見事に咲いていると分かる。花そのものが大輪なので、その見事さは文字では表せない。ことに赤紫色が人の目を強く引き付ける。この公園には2ヶ所このような大きなシャクナゲがある。
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 カエデの新緑が美しい。先日、赤茶色の蕾から小さな緑が見え始めたと思ったら、もうぎっしりと新鮮な葉をつけている。ケヤキは見上げてみる新緑だが、カエデは見上げなくても見える新緑で、人の目に映りやすい。
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 カエデの新緑 
 
 コナラの枝に、白っぽいものが見える。新葉に違いない。近づくと、やはりそうだった。普段見かけるコナラの葉はごわごわしていて、弾力性がないようだが、新葉はさすがに軟らかく弾力がある。小さいが、
コナラの葉の形が分かるようになっている。
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コナラ 
 
 坂道を少し進んだだけで、いくつもの樹木がみんな新葉を出している。11つの新葉を見るのも興味が尽きない。新葉にカメラを向けていると、小さな子の顔が入ってくる。今日も多くの親子連れが出ている。
 
 モミジフウの葉を見ることが出来た。まだ小さいがモミジ(カエデ)の葉の感じがつかめる。この葉に気がついたときは、いつも高いところで大きな葉になっている。きょうは、芽生え時をキャッチできた。
 
 撮影:4月11日
 
 
  記  平成26年4月12日(土)