公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

三ッ池公園 ―ソメイヨシノ―

47日(月)
 
  先日は蕾だったソメイヨシノが花を開いた。こんなに数日の間で満開状態になるとは全くの驚きである。同じように蕾だったヨコハマヒザクラも赤い花を咲かせた。白と赤が互いに引き立てあっている光景は多くの人の目を引き寄せている。
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ヨコハマヒザクラ
 
 三ッ池公園はどこでも絵になるが、ソメイヨシノとヤナギの織りなすここの景色は見所の1つになる。水面とソメイヨシノ、ヤナギの色のコントラストが実にいい。
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ソメイヨシノとヤナギ
 
 花の広場ではベニシダレが満開になった。シダレザクラにもいろいろな種類があるらしい。広場の中心に大きなシダレザクラがあるのだが、今年は花を咲かせなかった。根が弱ってきたらしい。回復を望み、入念な手入れがされているようだ。
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ベニシダレ
 
 目が覚めるような真っ赤なハナモモと真っ白なハナモモとがある。この紅白が人の目を引き付ける。どちらにも名札がつけられ、「照手紅」、「照手白」と記名されていた。
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照手紅
 
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照手白
 
 数は少ないがオオシマザクラも沢山花をつけていた。オオシマザクラは緑色の葉をつけており、花が白いので何となく判ったような気になった。
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 オオシマザクラと標識されていたが、ヤマザクラに近いものもあった。売店の近くにはヤマザクラがある。この樹を見ると、花が少ない。まだ開花し始めたばかりに見える。
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 ヤエベニオオシマとヤエベニトラノオという珍しいサクラも開花していた。どちらも名前の通りヤエザクラなので、ソメイヨシノなどとは別の趣がある。
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ヤエベニオオシマ
 
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ヤエベニトラノオ 
 
 下の池の周りにある関山と普賢象だけはまだ蕾の状態であった。
 
撮影:4月2日
 
 
  記  平成26年4月7日(月)