公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

これはヤマボウシの果実?

313日(木)
 
 忍者のとりでの横にヤマボウシが数本植えられている。その樹の枝先が面白い形をしている。1つは尖り帽子のようになっていて、先が伸びるように尖っている。もう1つは球形をしていて、中に小さな花のようなものがある。「前のは冬芽で、後のは果実である」ということだが、この果実は昨年の秋に出来たものだろうか、いくつか見ると、考えさせられるものがある。冬芽の先が開き始めて、中にぶつぶつした小さなものが見えるものがあった。これを見て、一瞬「冬芽が開き始めたのか」と思った。これが開いていくと、今見ている果実になりそうだ。では、果実に見えるものは、冬芽が開いたものだろうか。この点も明確ではない。いろいろな資料にあったが、この点を解決するには至らなかった。
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果実と冬芽
 
 タイサンボクも果実と冬芽がある。果実は暮れに見たとき「随分大きいなぁ」と思ったが、今日はさらに大きくなっていた。こんなに大きなものが真っ直ぐ上へ伸びているのが不思議に思える。冬芽は大きな葉の陰に隠れているので、よく見ないと気がつかない。薄い茶褐色で、細く伸びている。
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果実                           冬芽
 
 ひょうたん広場にはサクラの仲間のヨコハマヒザクラがある。ソメイヨシノよりやや赤みがある。4月初旬には咲くので、冬芽の様子を伺った。丸く膨らみ出していることが分かる。先の方の色がやや薄くなり始めている。しかし、開くまでには未だ時間がかかりそうに見えた。
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ヨコハマヒザクラ                         冬芽
 
 クヌギケヤキが一体となっている林がある。ともに上へ高く伸びているので、荘厳さがある。ケヤキの冬芽は高くて、見ることが難しいので、クヌギに望みをかけた。鮮明でないが、冬芽の存在が分かる。小さいが、膨らみ出しているようだ。出来ることなら、近いところで見たい。
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クヌギケヤキの林                     クヌギ:冬芽
 
撮影:3月11日
 
 
  記  平成26年3月12日(水)