公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

動き出した冬芽

314日(金)
 
 朝のうちは雨もそれほど強くなかったが、昼を過ぎると次第に激しさが増してきた。風が強くなり、春の大荒れの天気になった。
 
 冬芽も活発に動き出してきたようだ。タブノキの冬芽の変化を見ると、膨らみが増してきている。撮影したものは光の関係か、赤みがうすくなっている。冬芽がほぐれるにはもっと大きくならなければならない。まだまだ時間がかかりそうだ。
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タブノキの冬芽 
 
 ひょうたん広場の入り口にモッコクが数本ある。この冬芽の変化を見たが、以前とほとんど変わっていない。モッコクの葉柄はきれいな赤みを帯びている。この葉柄に囲まれるようにその谷間に冬芽がある。葉柄と同じ色をしている。小さな粒がいくつかかたまっているが、詳細は分かりにくい。
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モッコクの冬芽 
 
 中央公園の縁にはユリの樹の大木が何本もあり、素晴らしい景観をつくっている。それぞれの梢を見ると、冬芽が出てきているのが分かる。花が大きいので、その冬芽も大きい。
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ユリの樹の大木                       冬芽
 
 駐車場の近くにウバメガシ、マテバシイスダジイがある。ウバメガシの冬芽は小さく目立たなかったが、近くで見ると分かるようになった。4つぐらいがかたまってついている。赤褐色で、少しふくらみが出てきているようだ。マテバシイも動き出してきたようだ。昨年実を結んだ果実がひとまわり大きくなり、盛り上がってきている。ここのスダジイの冬芽は薄い黄色をしている。よく見ると、先のほうが緩んでいるようだ。
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ウバメガシ             マテバシイ                スダジイ  
 
撮影:3月11日
 
 
  記  平成26年3月13日(木)