公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

三ツ池公園の冬 8 ―(イイギリ・サンゴジュ)―

131日(金)
 
 カツラの並木を右に見ながら緩やかな坂を下ると、右にイイギリの樹が見えてくる。暮にここを通りがかったときは、まだたくさんの果実が枝から垂れ下がっていた。花は目立たないが、赤い果実は遠くからも目に付いた。いまは全ての果実が落ち、果実をつけていた柄だけが残されている。「冬芽はどうなっているのだろうか」と見たかったが、高いところにあるので、その姿を捉えることが出来なかった。望遠を効かしてもほとんど分からなかった。春に花を捉えようとした時も、やはり高すぎてだめだったことが思い出された。幹を見ると、薄い緑色に見える。滑らかに見えるが、触るとごつごつしている。
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イイギリ
 
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         果実が落ちた枝                   冬芽(よく分からない)
 
 上から花の広場へ通じる階段がある。ここは崖の陰に隠れて日当たりが悪い。いまも薄暗くなっている。角に大きなサクラの樹に覆われるようにして、サンゴジュの樹がある。葉が沢山ついていて、一層暗く見せている。幹を見ると、下からキヅタが巻き上がっている。
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サンゴジュとキヅタ
 
 緩やかな坂を下りきると、視野が開けて、広場へ通じる。広場は次第に広くなり、池へと開いている。広場には赤いサザンカの大きな株がある。そこでは、三脚を構え、写真を撮っている人がいた。山側にも赤いサザンカの大きな株があり、花がきれいに咲いている。
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  記  平成26131日(金)