三ツ池公園の冬 7 ―(ツリバナ・カツラ)―
1月30日(木)
先日分からなかったツリバナの樹を再び探しに行った。このツリバナについては、まだマユミとの違いが分かっていないが、ここでは一応ツリバナと考えている。天気は先日よりずっとよく、一つ一つがよく見えた。事前に「どの辺にあったか」よく調べておいたので、ゆっくり進むと、先日見損なったものが見つかった。緑色の枝に、冬芽は対生している。大きな変化は見られない。幹をしっかり覚えておかなければと、よく観察した。幹は灰黒色で縦方向にやや盛り上がった筋がある。一部樹皮が剥げかかっているところもある。果実が5つに割れれば、ツリバナになるが、これは4つに割れていた。4つに割れるとマユミニなるのだが、マユミの冬芽を見ると、枝は紫色をしているので、これはマユミとは少し違う。葉や花を待つししかないのだろうか。
冬芽 果実
幹
もう1つ分からなくなっていたイヌビワも見つかった。「ゆっくり1つ1つ丁寧に見る」ことを知らされた。葉、幹、花、果実・・・と細部にわたって観察すると、見逃すことも少ない。果実がまだ残されていた。枝先に円錐状に尖っている冬芽があった。緑色をしている。歩道に出て、幹を見たとき、「こんなに白っぽかったか」としっかり記憶されていないことに気がついた。遠めには、灰白色で滑らかに見えるが、よく見ると、黒い斑点が無数ついている。
冬芽 果実
幹
桂の並木へ再度行き、落ち葉と幹を再確認した。先日ほぼ、カツラの並木と思ったが、幹と落ち葉の写真を撮影していなかったので、撮り直した。幹は樹皮を貼りあわせたようで、カツラの特徴をよく表している。落ち葉にはいろいろな種類が混ざっており、カツラと思える葉は意外と少なかった。
カツラの並木
幹 落ち葉
記 平成26年1月30日(木)