公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

冬の公園 2

1月22日(水)
 
 日中は風もなく暖かい日になった。昼頃、このところ疎かにしていた浦島公園へ樹木等を見に出かけた。公園には子供たちはいなかったが、奥の公園ではゲートボールを楽しんでいる人がいた。
 公園の柵として植えられているハクチョウゲは、つい先日まで花を見ることが出来た。花期の長い植木と思っていたが、1月に入り、だんだん緑が褪せてきた。急な変わりようである。厳しい寒さを乗り越えるのには、葉を少なくし、こういう姿にならざるを得ないのだろう。でも、よく見ると、新しい芽生えを見つけることが出来る。鋭い刺のようなものがついている葉痕の内側から新しい葉が出始めている。
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枯葉のようになったハクチョウゲ                    新芽      
 
赤い葉のドウダンツツジも過去のものになった。いまは細い骨だらけになってしまっている。その骨となった枝を見ると、玉のような冬芽が目に付いた。アップした写真を撮ると、赤褐色できれいに見える。一瞬、皮に包まれたピーナツを連想させた。光の当たったところは黄色みを帯びて輝いている。
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細い骨のドウダンツツジ                ピーナツのような冬芽
 
 キンモクセイにも冬芽が見え始めた。まだ出たばっかりで、小さな円錐形をしている。小さな塊状のものが細い枝に対生している。葉のあるところを見ると、そこにも新しい冬芽を見ることが出来る。やはり小さなものがかたまっている。
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 道路側にトサミミズキが植えられている。淡い黄色の花をつけた姿は可憐であった。今は細い枝が入り組んだ状況になっている。この細い枝にも小さな玉のような冬芽がついている。暮れに、一時大きな蕾があったが、花は見かけなかった。今日も、大きそうなものを見たが、開花にはまだ時間がかかりそうだ。
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トサミミズキ                            冬芽
 
 
  記  平成26年1月22日(水)