公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

三ッ池公園の冬 1 ―(10月サクラ・ツリバナ・フユザクラ・メタセコイア・ヒマラヤスギ・ツバキ)―

1月12日(日)
 
  昨年の暮、三ッ池公園の樹木を一通り見たので、どこにどんな樹木があるかおよその見当をつけることげできるようになった。これからは季節の移り変わりによって、どのように変化していくか捉えようと思う。
 日が出てきたので、昼頃公園へ出かけた。公園へ入り、真っ直ぐ進んだ。池の水面を見たとき、入り口のところに、10月ザクラがあったことを思い出し戻った。花数が少なかったので、何の意識もせずそのまま進んでしまった。公園へ入ると、日がかげりはじめ怪しい天気になってきた。10月サクラの写真を撮ったが、高いところだったので鮮明に撮れなかった。。
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10月サクラ 
 
 ツリバナの様子を見たかった。いま、花もなければ、葉もない。果してどの樹がツリバナだったか、分からないかもしれない心配があった。偶然にも種子の抜け殻がついていたので、これがツリバナであることが分かった。やや黒味がかった枝がある。何か縦に線模様を連想する。その枝の左右に1つずつ冬芽がついている。小さいが丸い膨らみがあり、数枚の芽鱗で覆われていることが分かる。先の方はやや青黒い芽鱗になっている。
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ツリバナ                            冬芽
 
 南口から入った、直ぐ近くの池の周りにフユザクラが咲いている。花の数は、昨年末と同様ポツリポツリと多くない。しかし、サクラの花はなぜか人を落ち着かせる。拡大してみると、しみじみ花の美しさが迫ってくる。蕾のものもあれば、枯れた花もある。花の盛りは何時なのだろうか。調べたいものだ。
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フユザクラ
 
 大砂場にはジャンボ滑り台があるが、平日のいまのときは人一人いず、静まり返っている。大砂場の脇に大きなメタセコイアとヒマラヤスギが1本ずつある。メタセコイアは葉を落としたが、ヒマラヤスギは葉を落とさない。対照的な姿をしている。  
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メタセコイアとヒマラヤスギ
 
 上の池と中の池の間の堤に赤い花が咲いていたので、「今頃咲くのはサザンカではないか」と思い、花をよく見た。雄しべが円筒になっている。すると、この花はツバキになる。念のために葉をすかしてみた。葉脈が透明になっている。
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ツバキ
 
 
  記  平成26年1月12日(日)