公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

スイカズラ

1月9日(木)
 
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  スイカズラの葉のつき方は対生であるという。しかし実際に見ると「これが対生?」と思えてくる。対生しているように見える葉の根元を見ると、小さな葉が2枚また対生している。この葉は托葉なのかと思い調べたが、このことに触れている資料は見つからなかった。
 いろいろ調べていくと、スイカズラの葉は1年を通し変化が著しいことが分かってきた。春の葉は夏にはなくなり、夏の葉は秋の終わりになくなるという。「そんなに激しく変わるものなのか」と吃驚した。そういえば、「スイカズラの葉は内側に反る」という説明が多いが、この写真では逆に外側へ反っている。この点もよく調べると、冬を越す葉は外側へ反っている。やはり変化が著しいことが分かる。
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 外側へ反っている
 
 スイカズラの葉の間に青黒いものがある。「果実であろう」と葉を持ち上げてみた。スイカズラの枝についているので、果実であることが分かる。今まで、スイカズラの花は見ていたが、その後の様子は余り注意して見ていなかった。青黒いものか果実であると改めて認識した。
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果実
 
 
  記  平成26年1月9日(木)