レンギョウが咲いた
12月22日(日)
朝日が昇ってきた。風がなく天気のいい冬至の日になりそうだ。早朝、朝の太陽の日を浴びに公園へ行った。まだ、太陽が低いせいか眩しい。
公園にはハクウンボクの樹が1本ある。先日、別の公園で見たハクウンボクの冬芽には糸のようなものが見えた。今までの記憶では、「ハクンボクの冬芽にはこのようなものはついていない」と思っている。この糸の様なものの存在をを確認したかった。見ると、やはりついていなかった。記憶が正しかった。あの糸のようなものはタンポポなどの類の毛だろうと思う。吹き飛ばしたり、触ったりしてみれば分かったものかもしれない。
この毛のようなものは何か
いずれも毛のようなものは付いていない
ハクウンボクの近くにレンギョウが植えられている。ここにたった1つの花が咲いている。昨年も同じように1つの花が咲いていた。早く成長してしまった蕾が開いたのだと思う。いくつかの蕾を見ると、膨らみがあるが開花にはまだ時間がかかりそうなものばかりである。それでもいくつかは開花に近いものもある。レンギョウは日がよければこの時期から咲き出すものかもしれない。
咲いたレンギョウ
開きそうな蕾 かたい蕾
枝に翼があるニシキギという面白い樹がある。刈り込まれ、背丈が低くなっているが、紅葉はきれいだった。冬芽が2つずつついている。赤茶色で、先端が細くなり、丸く太っている。
ニシキギの冬芽
公園には緑色の花を咲かせる珍しいサクラの一種、ギョイコウがある。この冬芽とヤエザクラの冬芽を比べてみた。朝日を受けてどちらも暗褐色に輝いている。毛は目立たない。ヤエザクラの冬芽はずんぐりに見え、ギョイコウは基部がやや細くなりスマートに見える。2つ枝の色が違うようだ。ギョイコウは灰色がかっている。
ギョイコウ ヤエザクラ
空気は冷たいが、早朝の日を受けると、生き生きとする。草木の冬芽を見ていると、草木も同じように感じているように思えてくる。
記 平成25年12月22日(日)