冬芽と果実
11月18日(月)
紅葉とともに、この時期の冬芽と果実を見ることにした。いろいろな樹木があるので興味が尽きない。入り口付近にアセビがある。この樹を見るとどういうわけか何時も冬芽というか、花芽があるように見える。これは葉になるのか、花になるのか、定期的に見ていかないと分からない。4辺の稜があり、丸みのないところが面白い。
アセビの冬芽
シャクナゲ、この花もアセビと同じでいつ見ても花芽というか、この形をしているときが多い。いまでもけっこう膨らみがあり、大きいので、もうすぐ咲くのではと思うけど、待てど~待てど一向に咲いてこない。痺れをきたしたころ咲き出し、大きなそれは見事な花を咲かせる。あれだけの大きな花を咲かせるのだから、それにはそれ相応の準備が必要であることが分からないこともない。
コブシはまだたくさんの葉をつけている。しかし、他の公園では冬芽を見ることが出来た。ここのコブシにも冬芽がついてもおかしくないと思い、枝先を探した。1本目には確かにある。高いところだが、目に見えるので間違いない。写真を撮った。やはり写っていた。もう1本のコブシはどうだろうか。こちらは前のよりも葉がたくさんついている。目では確認できない。なさそうに見えるけど、念のために望遠で写真を撮った。左の方の枝の先にあるらしい。こちらは明確ではない。いろいろなところのコブシを見たが、葉がたくさんついていると、勢いがあるせいか、次の花の準備が遅れているように見える。
葉が少ないコブシ 葉の多いコブシ
この公園で名前を覚えさせてもらったタラヨウを見た。赤い玉の果実がついている。下から見上げると葉の陰に隠れたりし目立たないが。写真でアップしてみると非常にきれいに見える。赤い小さな粒がたくさんついている。上の方を見ると、もうほとんど果実は見えない。小鳥がねらっていることと思う。
タラヨウの果実
同じように赤い実をつけるクロガネモチが歩道橋の近くにある。「もう食べられて、ないだろうなぁ」と思いながらも、確認したくなった。帰りがけに近寄ってみた。「ある」まだ残されていた。この赤い実だけを見たら、先ほどのタラヨウとの区別がつかない。近くにある葉を比べるとこちらがタラヨウで、こっちがクロガネモチと分かってくる。小鳥たちはこの区別がついているのだろうか。知りたい興味がある。
クロガネモチ
記 平成25年11月18日(月)