公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ケヤキの紅葉

11月19日(火)
 
 神奈川公園の帰り道近くの滝野川公園へ寄ってみた。ここの公園にはムクノキがある。この公園を訪れたときは必ず見ることにしている。今日はここの紅葉の様子を伺った。
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ムクノキ
 
 ここの公園の紅葉といえばケヤキになる。公園の中央に2本の大きなケヤキがある。すらっと伸びた幹が美しい。ムクノキ側から紅葉の様子を見た。上の方が赤くきれいに見える。紅葉は上の方から下へ向かって進んでいるようだ。公園の南、西側にはサクラが配置されており、どのサクラも紅葉が進んでいる。この周りのサクラがケヤキの紅葉を引き立たせている。
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ケヤキの紅葉
 
 紅葉の余韻を残して、帰り始めると入り口付近にオオマツヨイグサが咲いていた。昼間なのでやや萎みかけ、元気がないが、咲いていることには変わりがない。見ると、いくつも咲いている。もうとうに花期は終わっていると思ったが、環境が合えば花はそれに適応して生き続けることが分かる。
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 帰るついでに東神奈川公園へ寄った。ここの公園にもサンゴジュがある。いままで、ここのサンゴジュが紅葉をしたところはまだ見ていない。今年はどうなっているだろうか興味があった。見ると、今年もだめだった。「まだ早いのかなぁ」という気持ちもするが、同じサンゴジュでも植えられている場所によって様子が随分違ってくることを知った。また、剪定の時期も関係しているのではと考えられる。
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サンゴジュ後は神社のケヤキ
 
 ここはスズカゲノキが4本大きくなっている。スズカケ公園といってもいい。毎年この樹は強力に剪定される。今年はまだ葉を残して秋の風情を残してくれている。この葉もいずれ紅葉し落ちていく運命にある。
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 東側に手が施されていないせいか、雑草が葉をたくさんつけている。それも弱弱しくはなく、元気さが感じられるほどである。この姿を見て、「やはり雑草は強いなぁ」と感じた。中でもハキダメギクはたくさん花をつけている。最初見たとき、「この時期に・・・」と思った。そう思っていると、直ぐ側にヒメジョオンイヌホオズキも花をつけている。季節は冬を迎えようとしているのだが、そのような様子が感じられない。
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            ヒメジョオン                        イヌホオズキ
 
 
  記 平成25年11月18日(月)