公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

三ッ池公園 樹木散歩15(展望広場から遊びの森へ)

11月12日(火)
 
散策経路
 
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 ヤブツバキを通り過ぎたとき、隣にピンク色の花が咲いたのが分かった。サザンカである。見過ごしていくところだった。サザンカを見たときは、何時も葉を透かして見ることにしている。葉脈が透き通ればツバキ、黒く透き通らなければサザンカと簡単に区別がつくという。
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 左にヒマラヤスギ、ケヤキスダジイが続き、右はサクラが続いている。サクラの中に一際白っぽい樹が2本あった。葉を見てヤマグワだろうと見当がついた。下り坂になってきた。右前方にタケの藪が見えてきた。モウソウチクと思われるタケが纏まって小さな竹林をつっている。広場に出たので、視野が開けてきた。ここから右に回り、また坂を上っていく。右側に葉の一部が赤く紅葉している樹が見えてきた。ハゼノキである。ハゼノキの紅葉はきれいだという。すべての葉が真っ赤に染まったところを見たいものだ。
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右:ハゼノキ
 
 両側にサクラを見ながら進む。左側にイチョウ見え、高台へ進む道がある。右側には展望台が広がっている。左側の高台へ進んで行った。広場に通じている。手前に、ここに葉が真っ赤に染まった樹があった。この樹はハゼノキではない。幹がごつごつしている。サンゴジュと思う。こちらは紅葉が進んでいて見事であった。今日は平日なので、広場にはほとんど人はいない。広場は簡単に通り抜け出来て、一般の道路へつながっている。道路の向こう側には民家が立ち並んでいる。
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サンゴジュ
 
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広場  左:トウカエデ  右:ヒマラスギ
 
 階段を下りて、道を進むと、周りは樹に囲まれて薄暗くなっている。左には、公園から見えたトウカエデが見える。随分ある。展望の広場にもトウカエデの林があったが、こちらも同じくらいの広さがある。右を見ると、幹に斑点がある樹木が目に入った。リョウブに違いない。リョウブの特徴は、先日この公園で確認している。葉を確認した。確かに細かい鋸歯がある。
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トウカエデ
 
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リョウブ
 
 リョウブ越しに下の方から大きな樹木が3本伸びている。幹は茶褐色で、真っ直ぐに伸びている。樹木を確認するためにリョウブの脇から下の広場へ降りて行った。大木へ近づいてみると、それはメタセコイアであった。葉が褐色になり、細部が明瞭でなかったので、遠くからはメタセコイアと確認できなかった。
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  記  平成25年11月12日(火)