公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

三ッ池公園 樹木散歩12(パークセンターへ)

119日(土)
 
散策経路
イメージ 1
 
 丘の上の広場から下り坂を降りるとパークセンターへ出る。こんなに近道があるとは歩いてみないと分からない。坂の左側は先ほど見た広場で、ここでは崖となっている。サクラやスダジイが生い茂っている。右側は低い藪となっている。道沿いにはツバキが植えられている。葉がきれいであった。標識があり、上の方がシロヤブツバキで、下の方がオトメツバキとなっている。どこがどう違うのかは分からない。後日調べてみようと思う。
イメージ 2
道沿いにはツバキが植えられている 
 
 右側はゆるい斜面の藪になっている。ちょっと我慢すれば、中へ入って行くことが出来る。オトメツバキの奥にはコブシがたくさん見られる。その奥に、これまたたくさんのコナラが構えている。全体がコナラの林のように見える。さらに坂を下ると、もう広場が見えている。スダジイマテバシイと続き、高いところにミズキかが見える。坂を下り切ったところはパークセンターの広場で、下の池の畔だった。
イメージ 3
パークセンターの広場 
 
 この出口のところにアカガシと記名された樹が2本ばかりあった。遠目にはシラカシに見えた。名札がなければそのまま通り過ぎたかもしれない。この標識を見て、「あれっ」と思った。「アカガシは多くは関西の方にあり、垣根などとして使われている」ということが頭に入っていた。よく見直してみた。アカガシは全縁である。ところが、この樹の葉には鋭い鋸歯がある。思い違いをしているのかと思った。この樹を見たときは、いままで「アラカシ」としていた。
 休憩所で休みながら図鑑で確認した。やはり思い違いではなかった。「アカガシには鋸歯はない」あの樹はアラカシで、アカガシではないと思う。
イメージ 4
アラカシ 
 
イメージ 5イメージ 6              標識                         葉の縁に鋸歯がある
 
 
   記  平成2511月9日(土)