公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

三ッ池公園 樹木散歩10(下の池-3)

11月7日(木)
 
散策経路
イメージ 1
 
 目が少し慣れてくると、いままで気がつかなかったものが目に入ってくる。先ほどムラサキシキブを大分見てきたので、「これもそうではないか」と覗くと、やはりその通りだった。ツバキのような葉が見えた。厚く光沢がある。採って見ることができないので、サザンカとの区別が出来ない。望遠で写真を撮ると、縁に鋸歯がある。どうもサザンカに見える。いや、よく見ると、黒い果実がある。サザンカはこういう果実はつけない。サカキ、いや鋸歯があるからヒサカキになるようだ。
イメージ 2
 
 コリアン庭園の前に出た。広い空間である。今日はキクの展示会が行われていた。後ろは大きな樹が茂り、緑がいっぱいである。裏へ回り、樹木の種類を調べると、左はコナラで右はクヌギだった。後ろで一際高いのはクスノキのようだ。
イメージ 3
左:コナラ  右:クヌギ 
 
 正面の右側に大きなヤナギの樹があった。枝の垂れている姿は見事である。
イメージ 4
ヤナギ 
 
 下の池の周囲はここから日が当たらず、暗くなっている。道はカーブになっており、左側の崖にマタバシイの樹木が続く。そして右側には、スズカゲノキが現れてくる。このスズカゲノキを写真撮影をしようとしたが,、暗いせいか何度試みても上手くいかない。
イメージ 5
 
 堤の前に来たとき、クスノキの葉に似た樹木があった。低木の樹である。ヤブニッケイかと思ったが、葉が小さく見え、違うような感じを抱いた。似ているものにシロダモがあるが、こちらはもっと葉がずっと大きい。ひとまず後で考えることにした。考え直して調べると、やはりヤブニッケイに戻った。分かっていると思っても、周りの様子が変わると、まだ判断に迷う。
イメージ 6
 
 再びサクラのある堤に戻ってきた。左の丘にはコナラとクスノキが高く聳えている。
 
 
  記  平成25年11月7日(木)