公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

三ッ池公園 樹木散歩7(中の池-3)

11月4日(月)
 
散策経路
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 足早にこの広場を出ようとすると、保育園か小学校低学年の子供たちが、先生と一緒に何かを拾っている。よく見ると、コナラの果実であった。上を見ると、コナラの枝が伸びているのが分かる。先日この樹を見たときは、上ばかり見ていて、コナラかクヌギか迷った。そのとき下を見ておけば、違いが分かったはずである。
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コナラ 
 
 コナラを見てから道に出たとき、道の両側にサクラ並木があることに気がついた。ここから道はまた少しカーブする。前方には中の池と下の池を分ける堤が見えている。左側にスズカケノキがある。手入れがされていないせいか、枝や葉が伸び放題になっていて、スズカケノキそのものの美しさがない。でも、よく見ると、木肌が剥げたまだら模様を見ることができる。
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 スズカケノキのあるところは鬱蒼としていたが、その隣になるときれいになっている。大きなスダジイが構え、その下にサザンカが植えられている。奥に階段があり、その上に小さな祠がある。周りは祠の境内の雰囲気を感じさせる。
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祠の境内
 
 ここから堤へ入ると、目の前に大きなスダジイの樹がある。スダジイのそばにカツラ、サクラが寄り添っている。カツラはスダジイを囲み水面側に位置している。堤を進むと前方の左右にヤナギが見えてくる。ヤナギの枝は大きくたれ下がり、遠くからもヤナギと分かる。
 
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イメージ 5スダジイ                       ヤナギが見える
 
 堤をわたり切ると、正面にクスノキ、左右にコナラが見えてくる。いずれも高いところにあり、細かいところは見えにくい。ここを右に曲がり、中の池の方へ進んでいく。右は池、左は高い丘になっている。サクラとミズキを見る。ミズキは灰色の幹に斜めに白色気味の線模様が入っている。葉は大きい。ミズキの先には大きなコナラが見える。これからこの道の両側にはコナラが多く現れてくる。池側にエゴノキ挟まれてフユザクラが咲いていた。
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右端:ミズキ  中央:コナラ 
 
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コナラ?クヌギ?とクスノキ                    フユザクラ
  
 左側は高い丘になっていてその斜面に、コナラかクヌギと思える樹木が続き、その中にポツリポツリとクスノキが現れてくる。コナラかクヌギか判定したいが、高い上に、暗いので分かりにくい。何時か判定したいと思っている。
 
 
  記  平成25114日(月)