公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

三ッ池公園 樹木散歩6(中の池-2)

11月3日(日)
 
散策経路 
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  花の広場を出た角にカエデが枝を伸ばし、きれいな緑の葉をいっぱいつけている。向いの池側にはサクラとイチョウが交互に並び美観をつくっている。サクラの花が咲くころは素晴らしい景観になることが想像できる。ここで道はゆるいカーブを描いている。左の崖縁にはスダジイイチョウ、などが見える。また、高く伸びている樹木がある。葉を見ると大きい。何の樹か知るために裏へ回り、葉を確認した。葉は大きな楕円形をしており、葉脈が主脈からほぼ平行に出ている。これはミズキの葉にそっくりである。まず、ミズキと思われる。
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角にカエデが見える
 
 カーブを曲がり切ると、道が2つに分かれている。その2つの道の間に植え込みのようにイチョウが植えられ、大きな樹の並木になっている。10本近くの大きなイチョウの並木を見ると迫力がある。その植え込みの中に、リョウブがあった。今までリョウブは随分はなれた所にあり、近くで見ることが出来なかった。花か果実かと思われたものも見ることが出来る。見ると、やはり花ではなかった。
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リョウブの果実が見える
 
 道はここからはゆるいカーブを描き、池の端にサクラの並木が続く。ここのカーブもサクラの時期は素晴らしい景観になることが分かる。左側は一段高くなっており、ツツジ等が丸くきれいに刈り込まれている。
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サクラ並木
 
 サクラ並木を楽しみながらカーブを曲がっていくと、里の広場に出る。この入り口に1本の大きな樹が聳えている。幹には縦方向に浅い被目が入っている。何の樹かと、上にある葉を見たが、小さくよく分からない。望遠で撮影してみると、どうやらエンジュの樹と思える。エンジュに似ていて枝に刺のあるものがある。こちらはハリエンジュという。この樹がどちらになるのだろうかと、確認してみたかったが、そこまでは分からなかった。
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エンジュ
 
 エンジュの奥を見ると、変わった樹があった。樹形が変わってもヒマラヤスギということは分かる。高く聳えていたものが、何かの原因で上の方が折れてしまったようだ。幹の太いわりに高さがないことがそれを教えている。
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ヒマラヤスギ
 
 
  記  平成25年11月3日(日)