公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

三ッ池公園 樹木散歩2(上の池-2)

1030日(水)
 
散策経路
 
イメージ 8
 
  池の面側にも大きなサワラの樹が聳えている。サワラの樹の間からの水面、対岸の眺めも絵のように美しく見える。水面に浮かぶハスの葉の緑が池の面を引き立たせている。サワラの樹の右にある小さな樹はフユザクラの標識があり、現在花が咲き出している。ほんのりと薄いピンクの色を見ることが出来る。池の周りには10月ザクラ、フユザクラ等今咲くサクラが植えられている。この公園はサクラの景勝地にもなっており、春は素晴らしい景色を見せてくれる。
イメージ 1
サワラを通して見る水辺
 
イメージ 2
フユザクラ
 
  少し進むと、シラカシの枝がたくさんの葉をつけ、池の面へ伸びている。薄暗く、下から葉を見上げてみていると、これがシラカシとは気づかなかった。スダジイかコナラにも見えた。目が慣れてくると、葉の色や縁の様子が分かってくる。シラカシの名前の決め手になったのは木肌だった。シラカシの木肌には溝の入った被目はない。
イメージ 3
 
イメージ 4
池側から見たシラカシ
 
 右側にモッコクの葉に似ている樹がある。果してモッコクなのだろうか。果実がなく、頼りになるのは葉しかない。先の方の巾が広く、先端が丸くなり、基へくると次第に狭くなってくる。いわゆる倒状になっている。現地では気がつかなかったが、写真を拡大してみると、上の方に果実らしきものがあるようだ。最大限に拡大したが、断定は難しかった。
イメージ 5
モッコク 
 
 コブシの樹がある。この通りの池側に何本かのコブシの樹があった。この樹が初めてではない。よそで見るコブシには既に冬芽が出来ている。ここのコブシには「冬芽はついているか」注意して見ていたが、暗い上にいろいろな葉が混ざり確認できない。このコブシの樹もだめだった。コブシの奥はシラカシになっている。
イメージ 6
コブシ
 
 ここにも大きなシラカシと思える樹がある。後ろはサクラ。木肌を見ると、被目が入っておらず、滑らかに見える。幹の樹形はケヤキを思わせる。葉が確認できればと思っているが、高くてよく分からない。写真でも確認は難しかった。幹の下部に剥げたようなところがないようなので、シラカシと判断した。
イメージ 7
 
 
  記  平成251030日(水)