公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

メタセコイアとヒマラヤスギ

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 三ツ池公園には、その名が示すように3つの池がある。今1つの池がかいぼりされ、水が引かれている。この池の周りの植樹等を見ようと足を進めた。
 
 大きなメタセコイアとヒマラヤスギ並んでいる。左側がメタセコイアで右がヒマラヤスギである。樹木に関心がないとこの風景を見ることなく通り過ぎてしまうが、少しでも関心のある人はここで足が止まり、振り返ってみる。どちらも大きく見事な風景に圧倒される。
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左・・・メタセコイア 右・・・ヒマラスギ
 
 ここの池沿いにはスダジイが植えられている。曲がりくねり、深く刻まれた被目をした幹、たくさんの葉をつけた梢、樹々の間から見える水面・・・等散策には美しい景色になっている。
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スダジイの並木
 
 たくさんの葉を茂らせたイチョウ並木は、夏に気持ちのいい木陰をつくってくれる。今は銀杏がたくさん落ち、それが踏まれむき出しになっていて、なんともいえない臭いが発散している。この臭いが三ツ池一帯を漂っているようだ。美しい景観と違いこの臭いは誰も好かないだろう。
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イチョウ並木 
 
 橋の上から見た水面と緑の景観である。対岸にはシラカシの並木が見える。もくもくと膨らんでくる積乱雲を思わせる樹形は水面とよく似合う。水面を埋めているのはスイレンと思われる。
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 シラカシの対岸から水面を見ると、アブラススキらしきものが見える。詳細を知ろうと、カメラを向けたが鮮明には撮影できなかった。実物を手にとりたいのだが、ここは柵の中なのでどうすることも出来ない。
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アブラススキ 
 
 セイタカアワダチソウが橋の左側にきれいに咲いている。雑草といわれるセイタカアワダチソウもこのように咲くと、秋の風物になる。
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  記  平成251021()