公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ワレモコウを見る

1016日(水)
 
 アザミが咲いている。アザミにはいろいろな種類があると言うが、いつもノアザミの名前をつけて終わっている。ポツンと1つが咲いていると思ったら、足を進めると、次から次へと出現してくる。ノアザミは初夏ごろ咲き出しているイメージがあったので、「今頃?」と思った。今咲くのはノアザミではないのではとの思いが強い。しかし、別物だとすると、なんと言う名前になのか。何時かきちんと調べてみようと思っている。
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 高台に広場があった。ギターと弾く音がする。大人の人が二人で弾き方を教えあっている。「こういうところで練習するのもいいのかな」と感じた。横を通り抜け進むと、そこは行き止まりになっていた。元に戻らないと道はない。戻ると、左側の土手にワレモコウが見つかった。何年ぶりだろう。この花には久しく見ていなかった。花としてはきれいに目立つ花ではないが、茶褐色をした玉のような花の姿が、秋の風情を醸し出す。一見さびしげな花の姿を見ると、秋が急速に深まっていることが分かる。
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             ワレモコウ                     ワレモコウの花
 
 ワレモコウを珍しげに見ていると、直ぐ側にメリケンカルカヤが群をなしていた。今年は、行くところ、行くとこでこの花を見る。急速に広がってきたような気がする。この花を確認しようと思っているのだが、なかなか出来ない。見ると何時もススキの穂のようになっている。つまんで1つ取ってみると、細長い毛がたくさんついているので、直ぐにどこかへ飛んで行ってしまった。
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メリケンカルカヤ
 
 丘を下り、池に出た。池のほとりにはたくさんの人が出ている。「やはり三ッ池だなぁ」と思う。池沿いに帰りを急ぐと、池の方にカメラを向けている人がいた。「何を撮影しているのだろうか」と近づいてみると、サクラの樹に止まった野鳥を撮っているのだった。オレンジ、明るい青、濃紺と非常にきれいな野鳥であった。人が近づいても逃げない。写真に撮れそうだと思い、急いで撮影した。まだ逃げない。「カワセミ」何となくそう思った。家へ帰り、図鑑で調べると間違いなかった。さらに雄か、雌か知りたくなったので、調べると、嘴の下の方がオレンジ色をしているところから雌であることが分かった。 
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   記  平成251015日(水)