ハクチョウゲの花が戻る
9月27日(金)
台風20号はどうしたのだろうか。2-3日前から関東へ近づくといったので、心配していたが、午後になると天気は回復してきた。外へ出ると、風が強く、半袖では肌寒く感じた。
公園の草はほとんど刈られ、目ぼしいものが少なくなったので、足が遠ざかってしまったが、「観察を続けなくては」と思い、出かけた。
公園の垣根になっているハクチョウゲが花を咲かせてきた。例年涼しくなると、2度目の花をつけ出すが、今年も花をつけた。白く小さな花だが、花数が増えてくると、垣根に華やかさが戻ってくる。
戻ってきたハクチョウゲの花
花期の長いサルスベリ
公園内を歩いてトサミズキのところまで来ると足が止まった。枝に黄色いものがついている。これはどうも葉芽でなく、花芽に見える。よく見ると1つは大きく膨らんでいる。果して花が咲くだろうか。
足が止まったトサミズキ
花芽ではないか?
花を残すネムノキ
しばらくネムノキを見ていると、スズメが舞い降りた。1羽2羽ではない。10数羽はいる。「何かあったのか」と思った。このような光景を畑などではよく見るが、都会の公園ではあまり見たことがない。そういえば、最近ヒヨドリやムクドリを見ない。特にヒヨドリはほとんど見ていない。エンジュの実が熟すころには現れるのだが、どうしたのだろう。
舞い降りたスズメ
公園を出て、サツキが植えられている花壇のメリケンカルガヤを見た。この植物の名前は覚えたばかりである。花が見られるか確認した。そのとき、向かい側にオオマツヨイグサが黄色い花を咲かせているのに気づいた。マツヨイグサの仲間は夜咲くのに珍しいと思った。よく見ると、花びらが大きく開いている。曇っていて、やや肌寒く感じる陽気だから、この花も咲く時期を間違えたような気がする。
時期を間違えたのか? オオマツヨウグサ
記 平成25年9月27日(木)