公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

メドハギが咲き始めている

9月16日(月)
 
  台風が近づいていると言うことで、天気が不安定になっている。ざあーと雨が降ったと思ったら、太陽が顔を出す。太陽が顔を出すと蒸し暑くなる。公園では草を刈る音が響いていた。今年は、草を刈る回数が多いように思う。伸びてきたかと思うと刈られてしまう。雑草たちも気の毒だ。
 公園にあるメドハギの様子を見に行った。先日三ツ池公園で花を確認したので、もしかしたら公園でも咲いているのではと思った。公園には1本だけある。見ると、花の姿は分からなかった。そんなことはないとよく見ると、白っぽいものが見えた。花ではないかと、触ってみた。やはり花だった。いくつも咲いていない。まだ子株なので花が咲くのもこれからかもしれない。反り返った花びらにはもとの方から中央付近までにのびる赤紫色の線状の模様が見える。
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メドハギ
 
 オオニシキソウの大株を見た。葉がコニシキソウより大きいことは知っていたが、このように上へ伸び大株になるとは知らなかった。ここはは刈リ残されたこともあり、近くに何株もあることが分かった。花は壺形になっている総苞の中にあるという。小さく、肉眼では分かりにくい。
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 エノコログサが大繁茂し、花壇がエノコログサ一色になっている。これほど密に、しかもどれも花穂を立て風に靡いている。このエノコログサの光景は明日あるだろうか。今日草刈が進んでいるので、もしかしたらなくなるかもしれない。自然の風景として見るか、雑草として見るか、人の価値観には多様性がある。
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大繁茂したエノコログサ
 
 大繁茂したエノコログサ中に白色のノビルの花が残っていた。花そのものは既に各地で咲いているのだが、ここの公園では伸びてくると刈られてしまい花を見ることは出来なかった。今日は高く伸び、花をたくさんつけていた。花弁は6枚、小さな花を頂部に球面上につけている。
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ノビル
 
 
  記  平成25年9月15日(日)