公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

三ツ池公園  秋の花 1

9月11日(水)
 
 10日午後、連町の保健推進委員会主催の三つ池公園ハイキングが行われた。三つ池公園へは近々行ってみようと思っていたので、ちょうどいい機会になった。参加者は20名を越えていた。
 急坂を注意しながら下りると、目の前が入り口になっていた。大きな公園らしく、左右に大きな樹が並んでいる。イチョウは直ぐ分かる。もう1つもメタセコイアと分かる。メタセコイアは、一時生きた化石と言われ、成長がはやく、短期間で高木になると言う。昭和天皇はこの樹を好まれ「アケボノズギ」と名をつけたという逸話がある。このメタセコイアは最近いろいろな公園で目にする。
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 三つ池公園は、窪地になっている。歩道は主に池の周りの低地にある。歩き始めると、樹々に囲まれた斜面にいろいろな草花が見えてくる。花をつけ、珍しそうなのを追って行った。
 ワルナスビが見えた。土がいいせいか生き生きしており、葉の緑もきれいに見える。町の中の空き地でも見ることはあるが、これほどはきれいに映らない。この花を見ると、イヌホオズキを思い出す。花だけを見ていると、どっちがどっちだか分からないくらいよく似ている。よく見ると大きさが違い、ワルナスビの方が大きい。二つのものを寄せて見ると、はっきりするが、試みたことがない。
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ワルナスビ
 
 ピンク色の花が見つかった。懐かしい花である。最近はあまり野山へ出かけないので、この花を見かけることはなくなった。今見て、「ツルボ」と言う名前が出てきた。田の畦などに見られると書かれている資料もあるが、見かけるのは何時もこのような山の斜面である。写真を撮り、歩き始めると、ツルボがたくさん咲いている。こんなに群がったように咲いているのは見たことがない。何時も見るのはポツンと孤立している。
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 日陰にアザミがあった。花をつけているが、なんとなく元気がない。花期を終え萎んでしまったのか、それとも日が出ていないので、花びらを開いていないのか、人を引き付けるものがない。今頃咲くものとしてノアザミがあるが、アザミもいろいろな種類があり、本当の名前は分からない。
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アザミ
 
  
 
  平成25年9月11日(水)