公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

カゼクサが咲く

8月31日(土)
 
 久しくしていた岸根公園へ行く機会があった。平日であり、学校が始まっているので、来ている人はごくわずかであった。そのため落ち着いて草花を見ることが出来た。
 岸根公園には広い原っぱがあり、草原をなしている。人があまり入らない斜面を見ると、シマスズメノヒエがたくさんある。もう花期が過ぎているのではと思っていたが、ぜんぜんそんな感じはしなかった。自宅近くでは、シマスズメノヒエはすくなく、ほとんどがタチスズメノヒエになっている。スズメノヒエになかまには、スズメノヒエ、シマスズメノヒエ、タチスズメノヒエ・・・といろいろある。これらを区別しながら見るのも面白い。
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シマスズメノヒエ
 
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シマスズメノヒエ
 
 「これはカゼクサかなぁ」というものが見つかった。そろそろ見られてもおかしくはない草原の中を探していくと、ポツリポツリと小さなものが見つかった。最近咲き出したと思われる。葉が長く大きな株を作るので、カゼクサということが分かってくる。見るものはいずれも小さな株だ。大きなのはないかと探していると、一株だけ見つかった。 
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 カゼクサ
 
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カゼクサ
 
 これは何と言う名前だろうか。この葉に似ているのにミソハギがあるが、ミソハギは真っ直ぐ伸びるので、これとは違う気がする。すると何なのだろうか。よく分からないので調べることにする。
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ミソハギの葉に似ているが?
 
 キンエノコロを見たので撮影した。いろいろなところで見ているので珍しくはないが、この公園ではそれほど見ていない。普通のエノコログサより穂がやや短く、芒が金色をしている点で判断できる。。
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キンエノコロ
 
 
  記  平成25年8月30日(金)