公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ツクツクボウシかヒグラシか?

825日(日)
 
  夕方公園へ行き、サクラの樹までくると、いやに虫の鳴き声が耳に響いた。最初は、「草むらかなぁ」と思い、目を草むらに移した。しかし、何の気配も感じられなかった。どうもサクラの樹の中から聞こえてくるようだ。どの辺だろうかと覗いてみた。しかし夕方で、薄暗いので、見当がつかない。鳴き声のする方へ耳を傾けたが鳴き声は言葉では表現しにくい「クックックックッ」とも「ジジィジ」のようにも聞こえる。樹の上で鳴いているところからセミを思い出す。しかし、小さいとき以来関心もなく、ほとんど見ていないので、セミについての知識はない。ベンチに上り、声のする方へ顔を向けたが、声は全く変化しない。ぜんぜん警戒していないように見える。セミならば、人が近づくと逃げると思うが、セミではないのか・・・。
 小さいころ夢中になってセミを追いかけたことが思い出された。「ツクツクボウシ」「ヒグラシ」の名前が浮かんできた。しかし、このようなセミが都会の公園にいるのだろうか。全く知識がない。調べると、都会でも緑が多くあるところにはいるらしい。
 姿を知りたかったが、残念だ。明るい昼間にいるだろうか。見えるときに再度来てみたい。
 
 シャリンバイを久しく見ていなかった。玉のような果実がぎっしりついている。また、表面に赤みが付きだした。熟し始めたと思える。シャリンバイの手前にふの入った葉が見えた。「何だろうか」と思ったが、であることが分かった。.このような葉はあまり見たことがないので、強く印象付けられた。
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           シャリンバイ                           ヤブガラシ
 
 大輪のヒマワリが咲いている。何本か一緒に植えられたのだが、成長に大きな差がついている。小さいものの背丈は、大きいものの半分もない。遺伝子が違うのか、競争力が違うのか興味あるところである。
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ヒマワリ 
  
 芝生が随分伸びてきた。踏むと、「フワッ」としたやわらかさが伝わってくる。ここを裸足で歩いたら「どんなに気持ちがいいだろうか」と思う。しかし、残念だが、公園の芝生の上を裸足で歩くことは禁物である。理由はイヌの糞である。イヌの飼い主のマナーの悪さにはあきれる。きれいな芝生の中のあちこちに糞が見られる。マナーの悪いのは少数と思うが、多くの人が迷惑をしている。「入園料でも取ったら」と思うこともある。ついでに、マナーの悪さはイヌの飼い主だけではない。簡単にゴミを捨てる人もいる。食べかすを捨てる人もいる。公園を見ていると、公徳心の欠如した人の多いことに驚く。贅沢することは身につけたけど、人に迷惑をかけないことは身につけていない。「何処かが間違っているのでは・・・」と多くの人は思っていると思うが・・・。
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 随分伸びた芝生
 
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捨てられた空き缶
 
 
   記  平成25年8月24日(土)