公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

アジサイが見ごろになっている

6月6日(木)
 
  公園の中にはアジサイが数箇所に植えられている。どれも色が鮮やかで美しく映り、思わず、「きれいだなぁ」といいたくなる。今まさに見ごろになっている。アジサイの美しさを演出する花びらのように見えるところは萼であり、本来の花は萼の内側にあり、小さくて、「これが花?」と思われるほど目立たない。
 
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 アジサイの近くにナンテンの樹がある。大分前から花が咲きそうになっている。先日見たときも蕾みのままだった。「今日はどうなっているだろうか」とみると、花が開いていた。花の様子を見ようと、きれいに咲いていそうなのを探した。すると、見る花、見る花の花びらが何枚かがかけている。別のところの花を見たが、いずれも同様で、不完全な花ばかりだった。なぜだろうか。
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ナンテン  いずれも不完全な花だった
 
 ヒイラギナンテンの果実が見える。アジサイの青さの美しさは格別だが、濃い緑の葉の陰に見えるヒイラギナンテンのボールのような青い果実も美しい。たくさんついているときは、ぶどうを連想させる。
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 日陰にビオウヤナギが咲いている。咲いているといっても、いくつかで、いま咲き始めたばかりのようだ。この花はキンシバイによく似ている。雄しべが長く延びているので、ビオウヤナギに間違いない。ほかの公園では既に花数も増えているが、ここは日陰のせいか、出遅れているように見受ける。
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ビオウヤナギ
 
 公園にはアオギリの樹が4本ある。この花はまだ見ていない。いまごろどうなっているのだろうかと見上げると、葉の陰になっているのでなかなか分からない。葉の中を探すと、茶褐色のものが見える。「あれが花かもしれない」と思った。しかし、詳細は分からない。カメラの望遠を使った。何か花の時期が終わったような感じがした。疑問を持ちながら、数箇所のものを撮影した。しかし、いずれも同じである。疑問はその場では解決できなかった。家へ帰ってきて調べると、花が咲いてくるのはこれかららしい。写真は蕾みのようだ。
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アオギリの蕾み?
 
  記  平成25年6月5日(水)