公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ワルナスビを見る

64日(火)
 
 ひょうたん広場でいろいろな樹木を見ながら歩いていると、ソメイヨシノがきれいに咲いていた斜面に白色の花が咲いていた。何の樹だったか思い出そうとしたが、記憶がない。近くに寄り。花を見ると。「サンゴジュ」であることが分かった。サンゴジュの花は覚えている。筒状で先が5つに分かれている。確認すると。確かにそうなっている。この花は5本の雄しべが飛び出ているところに特徴がある。よく見ると、予想したようになっている。「サンゴジュ」に間違いない。岸根公園にはここに1本あるだけだと思う。
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 サンゴジュ
 
 ヤマボウシやカツラの樹を見て、斜面を下っていった。池が見えてくる。池と同時に、水面の向こう側に白色の花が見える。遠いので何だか分からない。しかし、樹形からして「ウツギ」ではないかと思える。近づきよく見たが、まだ水面の向こうにあるので、分かりにくい。でも、「ウツギ」の可能性が強まっている。カメラで撮影して見ると、やはりウツギでよさそうだ。
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ウツギ 
 
 水辺にはヨシがある。先日。訪れたときも花が咲いていたが、あまり関心を寄せていなかった。ウツギの花を見ていて、何か気になった。「分かっているといっても、無視していてはいけない」と気持ちが動いた。写真を撮って見ると、分からないことがたくさん出てきた。秋になると咲いてくるススキに似ているが。その違いについては考えたとこがなかった。ここがいいチャンスかもしれない。そう思い、後日しっかり調べようと思った。
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ヨシ 
 
 課題を見つけ、公園の入り口を出たところにあるハクウンボクの様子を見た。葉がずいぶん大きくなっている。花はと思って見たが、まだ蕾だった。「少し残念」と思って、目を下へおろすと、イヌホオズキに似ている白色の花が見えた。イヌホオズキの名前が浮かぶと必ずワルナスビの名前も浮かんでくる。どちらなのか。茎を見てとげの有無を見る。棘があればワルナスビになる。注意して見ると、棘がある。ワルナスビに間違いないと思った。
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ワルナスビ
 
 
  記  平成2563日(月)