公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

これはアキエノコログサなのか?

5月31日(金)
 
 浦島丘の坂を上っていると、崖の脇にエノコログサが見えた。見たとたん「これはアキエノコログサではないか」と思った。葉が長く大柄である。葉の基の部分に赤い斑点はない。またまたエノコログサで学習する機会がやってきた。
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 坂を上る左側の崖縁にいろいろな雑草を見ることができる。オニウシノケグサ、カモガヤが花をつけている。いずれも飼料として外国から輸入されたものが、牧草地からはみ出てきたらしい。今ではいろいろなところで見ることができる。昨年、カモガヤがこの近くの立町みはらし公園の一角に群がって咲いているのを見ている。カモジグサも同じようなところで競争をするように繁茂している。緩やかなカーブを描き垂れ下がる姿が特徴になっている。
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オニウシノケグサ
 
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カモガヤ
 
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カモジグサ 
 
 坂を上りきったところにヤブマオが花を付け出し始めていた。ひも状の花枝に細かい粒状のものがたくさんついている。詳細は調べていないので、いつか調べようと思っている。以前、これに似たイラクサに触れたことがあった。すごい痛みの刺激が長く残った。そんな思いをした関係からイラクサという名前と同時にヤバマオの名前を覚えた。
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ヤブマオ
 
 坂を上ると、後はいつもの観察地へ進んだ。「イボタノキの花の数が増えているのでは」と期待し近づいた。確かに花の数は増えていたが、今日はあいにく天気が悪いので、花がよく開いていなかった。中にはいくつか散ってしまったものもあった。
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イボタノキ
 
  記  平成25年5月31日(金)