ヒメジョオンが咲く
5月23日（木）
ビヨウヤナギの蕾みに色がついてきた。「もうこの花が咲くころになったのか…」春、春と思っていたらもう夏がそこまで来てしまった。時の流れの速さに驚く。そんな思いをしながら公園を歩いていると、たった1輪だが花が開いていた。思わず写真に収めた。花が大きいので、内部が分かりやすい。倒卵形の花びらが5枚あり、この花も雄しべが長い。しかもこの雄しべは5つの束状になり、外側から内側へ巻くように曲線を描いている。この雄しべの曲線をみるとこの花に似たキンンシバイとの区別がつく。
ビヨウヤナギ
公園も雑草が刈られすっきりしたのはいいが、目ぼしい花が少なくなってしまった。それでもハルジョオンがいくつか残されていた。「そろそろヒメジョオンも咲くのでは」と思い、辺りを見回すと、それらしきものがあった。よく見ると、確かにヒメジョオンである。この花を見ると、とうとう夏になったという気がする。花はハルジョオンより一回り小さいと思う。後日、詳細を調べようと思う。ハルジョオンはハルジオンともいわれている。どちらが本当なのか。
公園を一回りして、「何か変だ」と思うことがあった。シャリンバイの花がないことに気がついた。どうしたのだろうか。あんなにたくさん咲いていたのに、ひとつも咲いていない。もう一度見て回った。公園には2箇所シャリンバイがあるが。どちらにも花はひとつも咲いていなかった。昨年の資料を見てみたが、シャリンバイの花の写真の記録はなかった。恐らく、今年と同じように花はなかったのかもしれない。でも，この花は夏ごろには復活してくる。
記 平成25年5月23日（木）
