二度咲きを始めたヤエザクラ
5月22日(水)
家のサツキがきれいに咲いた。そろそろ公園のサツキも見ごろになっているのではと思い、写真を撮りに出かけた。これといって特に手を入れている訳ではないが、毎年きれいな花を咲かせる。今年もきれいに咲いた。赤一色だが、たくさん咲くと見栄えがある。
サツキ
シモツケも咲き始め、ピンクの花が遠くからも見えるようになった。近くに寄って小花を見ると。丸みを帯びた5枚のはなびらがあり、その中から長い雄しべが多数首を出しているのが分かる。花びら全体が雄しべで覆われているように見える。また、おしべの先に白色がかった葯も確認できる。これからしばらくこのピンクの花を観賞することができそうだ。
サクラの樹まできたとき足が止まった。花のようなものがある。「花は既に終わったはずなのに」と思いながらも近くへ行き覗いた。確かに花である。新しく出た枝に花をつけている。ヤマザクラ系は結構花期が長いというが、それにしても長すぎる。日本のサクラは、蕾が一旦寒さを乗り越えてから開花する。ところが中国南部のサクラは寒さを乗り越えなくとも、春芽生えた芽は夏から秋に咲くという。それから考えると、先祖帰りする性質が残されていたのかもしれない。気候が不順なことが原因らしい。
花をつけたヤエザクラ
花をつけたヤエザクラ
記 平成25年5月22日(水)