公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ユキワリイチゲとオーニソガラム?

5月3日(金)
 
 連休というのに気温が上がらない日である。今日は今まで名前のわからなかったものについて調べ、その中から2つ取り上げた。
 
 
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  3月10日、白い花びらを沢山つけた花が咲いていた。名前が分からないので、パソコンを開き検索していると、よく似た花が掲載されていた。
 

ユキワリイチゲ」といい、本州西部から九州に分布する多年草で、早春の植物…

 
 斑点のある葉が珍しい。牧野植物図鑑によると、葉状包という。この輪生する3枚の葉状包を突き抜けた花茎の先に1輪の花がついている。花びらと見えるものは萼片で、12枚ぐらいが二重についているように見える。この辺は自生地ではないので、園芸植物として植えられたものと思うが、珍しい花に出会えた。
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輪生する3枚の葉状包 
 
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萼片が二重 12枚ぐらいに見える
 
オーニソガラム? か アマナ?
 
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 4月14日斜面に白いきれいな花が咲いていた。細い花茎を立て先端でそれが分れ、その先に花が1つずつついている。6枚の白い花びらは基の方で一緒になっているように見える。確かなことは分からない。花の中を見ると、立ち上がった小さな花びらのようなものが見える。しかしその先をよく見ると、黄色い葯のようなものが見える。もしかしたら、これはおしべなのかも知れない。
 

にそっくりな花が掲載されており「オーニソガラム」と書かれていた。覚えにくい名前と思った。
ヨーロッパ~西アジア、アフリカに約100種類が分布する球根植物で、葉の中心から花茎を長く伸ばして、その先端に数輪から数十輪の花を咲かせます。6枚の花びらをもつ星形で、色は白や乳白色が多く…
と説明があった。

 
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花びらのようなおしべが見える
 
 いろいろ調べていると、またよく似た写真が出てきた。そこには「アマナ」とある。どう見ても「オーニソガラム」と「アマナ」は同じものに見える。どこが違うのだろうか。オーニソガラムの和名がアマナという説もあるらしい。調べてみたい。
 
  記  平成25年5月3日(金)