エゴノキが咲いた
5月4日(土)
ハンノキ 2013-2-7
2月7日枝から垂れ下がっている花のようなものを見たとき、この樹はハンノキではないかと思った。しかし確信できなかった。そのとき、葉があれば確認できると思った。いま、葉は充分といえるほどついている。その確認のチャンスがやってきた。樹を見ると、果実がそのまま残っている。
葉は楕円形をしており、先は次第に細くなっている。縁には細かい鋸歯がある。樹皮は暗灰褐色で、亀の甲の模様があり、剥がれそうな感じがする。ハンノキで間違いないようだ。ハンノキは湿ったところにあるというが、どうしてこの公園にあるのだろうか。
幹 葉
花も葉もないと樹木の名前を確認する手がかりが少ないので、一苦労する。この樹木もその1つだった。幹の肌の色模様でミズキではなかろうかと思っていたが、葉が出て、花が咲かないと確信が持てなかった。花が咲いている。花の盛りは過ぎ始めている。手の届きそうな低いところに花があったので、アップ写真を撮ることができた。白く細長い花びらが十文字になっている。そしてやはり4本のおしべが花びらの間に伸びている。
ミズキ
ミズキの花
この樹木も名前が分からなかったものである。木肌が黒く、表面は滑らかである。幹の下の方は少しはげているところもある。この樹の名前はなんというのだろうか。なかなか思いつかない。葉を見ると、枝先では3枚がまとまって出ているように見える。何の樹か考えていると、たった1つの白い花が下がっていた。それを見て、エゴノキと分かった。そういえば、エゴノキの木肌もこのようだったことが思い出した。近くに何本かある。1本1本確認しながら見直した。
エゴノキの花
記 平成25年5月4日(土)