公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

コバンソウが見える

52日(水)
 
  公園の入り口にはハクチョウゲが垣根のように植えられている。いま、近づくと、白い垣根のように見える。ハクチョウゲは花期が長いのでしばらくこの白い垣根を見ることができそうだ。11つが小さな花でも数が多くなれば見応えが出てくる。数の魔力である。
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ハクチョウゲ
 
 シャリンバイもハクチョウゲと同様に垣根として植えられている。公園には白色とピンクの2種類があり、ともに咲き出している。やはり花期が長い。いまピンクの方に勢いがあり、樹が一面に覆われている。
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シャリンバイ 白
 
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シャリンバイ ピンク
 
 雑草の中に紛れるように小さな花が咲いている。1つはタチイヌノフグリ、もう1つはキュウリグサである。どちらも小さく目立たない。そのため、よく見ていても、いつ咲き出したか気がつかない。気がついたときには沢山咲いている。タチイヌノフグリオオイヌノフグリとほぼ同時期に咲く。おしべが2本、そして花びらに青色の筋が入っている姿はオオイヌノフグリをごく小さくした姿に似ている。
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 青く、小さな花が疎らに見えるのがキュウリグサである。この花も随分前から咲いている。葉などを揉んで見るときゅうりの匂いがするという。小さな花びらだが、よく見ると丸い形をしている。
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 「これは何だったかなぁ」と一瞬考えさせられたものが出てきた。「コバンソウ」に違いない。いつも目にするものには、網目の模様が細かく入っている。これは網目が疎らで、これが「コバンソウ」なのかと思ってしまう姿をしている。
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  記  平成2552日(水)