公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

チガヤが咲いている

4月15日(月)
 
 強風が吹き抜けていく。春はこのような日が時々ある。写真を撮るような日ではないが、浦島丘の方へ最近の様子を見に出かけた。
 
 一段の丘を上り終え、次の丘へ続く坂道へ出たところ、道端でアレチノギクを見た。1年中よく咲いている花だが、この丘では今年はじめて見たことになる。アレチノギクはヒメムカシヨモギによく似ている。どちらもつぼんでいるような花を咲かせる。だが、アレチノギクの方がひと回り大きい。今頃は、両方の区別ができるが、夏ごろになると、似ているものが沢山現れるので、「これはどっちか」とよく迷う。
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アレチノギク 
 
 坂を上りきったところに住宅がある。建て替え時になっているせいか、住んでいる人は少ないようだ。ここの庭にはいろいろな雑草が出てくる。今日は、チガヤが強風になびいていた。綿毛のような穂状の花をかぜの合間に何とか捉えることができた。
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チガヤ
 
 この住宅の横の植え込みにアンズの樹がある。ここで先月アンズの花を撮影した。「そろそろ実ができているのでは」と思い覗くと、緑色の実がついているのが分かった。この実を見て、撮影した花が確かにアンズであることが確認できた。
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アンズ
 
 フェンス際にヤマブキが咲いている。いろいろなところの民家で植えられているが、大抵が八重のヤマブキである。ここのものはと見たが、やはり八重だった。観賞用としては八重の方が見栄えがあるからかもしれない。
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ヤマブキ
 
 土手に、道を覆うように咲いているヤエザクラが見える。そろそろヤエザクラも終わりに近づいている。このサクラの樹の下の崖にはいろいろな植物が現れてくるので楽しみにしている。
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道を覆うヤエザクラ
 
撮影 4月14日(日)
 
 
  記  平成25年4月15日(月)