公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ヤエザクラが満開になる ギョイコウが咲き出す

4月9日()
 
 4月5日()、浦島公園のヤエザクラがピンク色になり、ソメイヨシノに代わり公園の主役になった。色がつき始めると咲き出すのも早い。よく見ていないといつの間にか満開になり、散ってしまう。早速写真を撮りに行った。近くによると、いくつかの花が開いている。
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4月5日 咲き始めたヤエザクラ
 
 花を見ると、4重、5重にもなっているようだ。1重に花びらが5枚とすれば、花びらの総数は20-25枚となる。花びらの縁には細かい切れ込みが沢山ある。
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花が4重、5重にもなっている
 
 昨日4月8日()見ると、樹全体にピンク色が広がっていた。満開に近いのではと思い、慌てて見に行った。やはり満開に近い。ピンクの塊が沢山枝についている。枝は花でほとんど覆われ、隠れてしまっている。
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4月8日  ほぼ満開になったヤエザクラ
 
 公園には緑色のヤエザクラがある。「ギョイコウ」と思う。最初にこの樹を見たとき、「う-ん」と考え込んだ。「これサクラなのか?」そう思った。幹を見ると、暗紫色で、横方向に縞模様がある。これはサクラの幹の特徴でもある。花は緑色。緑色のサクラの存在は全く頭になかった。その後調べると、緑色のサクラがあることも分かってきた。このサクラは時間がたつと、中央から赤みがかった線状の模様が現れてくるという。その通り赤い線状の模様が出てきた。今年はさらに細かく調べようと思っている。
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ギョイコウ 開き始め
 
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ギョイコウ  花茎が伸び開いた
 
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ギョイコウ  赤い線状の模様が現れる
 
 ハナミズキも、あっという間に咲き出した。花は上を向いて咲くので、うっかりすると気付かない。咲いているのではないかと、枝を下げて見ると、花が姿を現した。花びらが緑色をしている。いや、この花びらに見えるのは総苞片だという。花が咲いたように見えるとき、ピンクや白色の色がついてくる。総苞片といわれる通り、咲き始めは緑色をしている。
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4月5日  開いたハナミズキ
 
 
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 4月8日 ハナミズキ
 
 
 
記  平成25年4月9日()