トサミズキ、レンギョウ、ハナモモ、カリン、ハクモクレンが一斉に咲き出す
3月18日(月)
暖かくなり、連日多くの人が公園へ出てくるようになってきた。小さな子供を連れた親子連れ、小学生、中学生…と公園で元気に遊んでいる。人が元気に遊ぶように、公園の草木も動きが活発になってきた。
蕾からトサミズキの淡い黄色い花が出てきた。新鮮で見るからに可愛く、きれいだ。先日までは蕾の先に黄色いものが見えている段階だったが、こんなにも沢山花が連なっている。
トサミズキ
トサミズキ
咲きそうでなかなか咲いてこなかったレンギョウがようやく咲いた。まだごくわずかだが、咲いたことは間違いない。昨年より遅いのではと思って、資料を調べて見ると、その反対だった。昨年は、3月20日時点で、まだ多くのものが蕾の状態であった。レンギョウだけでなく、他のものも今年は開花が早まっていることが分かった。
赤いハナモモの花が蕾から浮き出てきた。公園には赤と白のハナモモの樹がある。最初2本ずつあったが、白い方の1本は一昨年強風で倒れ、移植されたが枯れてしまった。2色のハナモモが満開になったときは、広い公園全体が華やかになる。
ハナモモ 赤
ハナモモ 白
ハナモモの隣にあるカリンの上の方の蕾が開き始めている。ピンク色の蕾は赤いハナモモによく似ている。下の方でも沢山の蕾が赤くなってきている。カリンの花はハナモモと違って花は1つずつつく、豪華さはないが、1つの花が大きく、開いたときは見事である。
カリン
カリン
こちらは白っぽいヤエザクラ、第1の蕾が弾けている。他のヤエザクラの蕾はまだ堅く開く気配が感じられないのに対し、開花が大分進んできているように見える。ちなみにこのヤエザクラは、昨年4月の初めに咲き出している。うすいピンクの花だった。
ヤエザクラ
ハクモクレンを見ると、純白な花びらが見えている。もう開花したのも同然といえる。白っぽいものが見え始めたと思ったら、あっという間に開花になった。自然の仕組みの神秘さは素晴らしい。
記 平成25年3月16日(土)