サクラが咲いていた -新横浜駅付近で-
3月5日(火)
昨日の昼過ぎ、新横浜駅近くを歩いていたとき、篠原町側の崖が目に入った。いろいろな樹木が生い茂り、いかにも林の入り口らしく見えた。そこの崖に近づき、樹木を見ていると、ウメのような樹があった。「この樹木はウメなのか」よく見た。すると、ウメではなく、なんとサクラだった。「この時期に、いくらなんでもサクラとは…」と驚き、よく調べてみた。1つの芽から3つは花茎が出ている。その先に花が咲いている。このつくりからすれば、ウメでないことは明らかになる。花びらの中央付近に切れ目が入っている。これはみんなサクラの特徴になっている。この時期に咲くのだからソメイヨシノではないだろう。サクラには種類が多い。なんという種類か調べてみたいと思っている。
咲き出したサクラ
サクラの拡大
サクラの近くの藪陰にピンクのアセビが目立った。枯れ葉と緑の葉を背景に咲くピンクの色が鮮やかに光る。一目見ただけで写真に撮りたくなる。
サザンカの赤も魅力的である。最初はツバキかと思ったが。確認してみた。この花ではおしべは分からないが、束になっていない、また葉を透かしてみると葉脈が透き通っていない。明らかにサザンかとなる。
左にある駐車場にはウメが咲いている。赤、白と数がありそうに見える。花のつきから見て、「モモもあるのかな」と思ったが、なかったようだ。でも、ここにちょっと変わったウメがあるのに気がついた。ハクバイにしては色が気になる。純白ではない。近くのハクバイと何回か比べてみた。やはり少し緑っぽい気がする。後で調べたら、「リョクガクバイ」という名前だという。名前の通り「がくが緑色をしている」とのこと。写真にがくが映っているのがあったので、色を見ると、緑色をしていた。こういうウメもあるのだと勉強になった。
リョクガクバイ
がくが緑色
小さな畑の向こうにウメの樹が何本か植えられている。その中に枝が吊り下がっているものがある。「シダレウメというのかもしれない」と思った。後で調べてみると、やはりその通りだった。シダレザクラがあるのだからシダレウメがあってもおかしくはない。これも勉強になった。
記 平成25年3月4日(火)