公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

オオイヌノフグリの花の寿命は本当に1日なのか

33日(日)
 
 「オオイヌノフグリの花の寿命は1日」という。確かなのか、いま調べている。昨日は、午前9時過ぎに開き、午後3時ごろ閉じることが分かった。
 
 今朝は曇っている。あいにくの日になってしまった。それでも、9時ごろ昨日観察した花を見に行った。「蕾んでいる」予想としては合っている。しかし喜べない。太陽が出ていないではないか。太陽が出ていない日は、どこのオオイヌノフグリを見ても咲いてはいない。これでは昨日の確認ができない。諦めるしかない。
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9時05分
 
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                            9時05分
 
 諦めきれず。午後1時ごろ再確認へ行った。「蕾が開きかけている」この姿を見て驚いた。こんなことがあるのだろうか。朝よりは少し明るくなった。そのせいだろうか。
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12時52分
 
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12時52分
 
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12時52分
 
 早速家へ帰り、資料を当たった。寺崎、牧野、保育社の図鑑のオオイヌノフグリの説明欄を読んだ。「オオイヌノフグリの花の寿命が1日である」とはどれにも書いていない。インターネットで調べると、
 
「朝開いて夕方には閉じて落下してしまうんです」
「花の寿命は1日だけである」
「この花の寿命はわずか1日」
 
 とどれも寿命は1日であると書かれている。唯一「花図鑑のボロボロブログ!」で数日と書かれていた。
 
 さあ、本当はどちらになるのだろうか。今日太陽が出て天気がよければ、確認できたのだが、残念だ。
 
 午後2時ごろ、再度観察に行った。すると、花びらは閉じ始めている。この現象にまた驚いた。午前9時から午後2時の間に、花びらの開閉があった。昨日の観察によれば、午後1時ごろには花びらは閉じ始めている。花びらの開閉の度合いは少ないが、開閉運動があったことは事実になる。
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14時09分
 
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14時09分
 
 確かとはいえないが、今日の観察で言えることは
 「オオイヌノフグリの寿命は1日とは言い切れない」
 上記の3つの図鑑で「オオイヌノフグリの寿命が1日である」点に触れていないのは不思議である。晴れの日が続く別の機会に再度挑戦しようと思う。
 
記  平成2533日(日)